生活習慣病は、食事、運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に深く関与していると考えられる疾患のことで、日本人の三大死因である、がん・脳卒中・心疾患および脳血管疾患や心疾患の危険因子である、高血圧症・糖尿病・脂質異常症などがよく知られています。「高血圧症・糖尿病・脂質異常症・肥満」は死の四重奏と呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま進行し、重複して発症すると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが何倍にも高まるといわれる恐ろしい疾患です。最近では歯周病やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)なども生活習慣病として、とくに中高年層に対し注意喚起がされています。